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ぼこぼこ介護

. 気が利いて間が抜ける

炊飯ジャーの予約設定をして、自室でなごんでいた。

そろそろ炊きあがるころと、台所に降りる。

「今、ご飯のスイッチ入れたよ」とおかあさんが言う。

へ? 予約設定しておいたのに・・・。 一体何したのよ。

まだ15分程、炊きあがるまでの時間が残っている。

おそるおそるフタを上げてみると、

炊き上げ中のご飯が、こんもり中央に寄せられていた。

問いただしても、どういう風に炊飯器をいじったのか

要領を得ない。(もう忘れている)

しかたがないのでそのまま保っておいたら、予約時間に

炊飯器から炊きあがりを知らせるアマリリスの曲が流れた。


とりあえず、ご飯は普通に炊けていた。安堵する私。

最悪の事態も想定し、バンやうどんを代用してもいいと、

お昼のメニューはカレーにした。


おとうさんは、昔からカレーライスがあまり好きではない。

軍隊に居た時、皿を洗っても汚れが残り、よく怒られたそうだ。


まあ、案じることはなく飯も普通に炊け、おとうさんからの

「美味しかった」も、いただけました。一件落着。

. 毒を入れてるのか

最近は朝、おかあさんの感情が不安定なので、

今までの錠剤の他に、ウインタミンという粉薬も

毎日併用するようになってしまっている。

この薬は、むくみが出るのか、朝方のおかあさんの

顔はパンパンに丸くなっていた。

お湯に溶いても、湯のみ半杯が飲みづらいようなので、

ついに味噌汁に薬を入れてしまうようになった。

あからさまにやると「毒を入れとるがけ」なんて

言われかねないので、こっそりとだが。


しかし、夜外に散歩に出たと言うので、話を聞くと

「だやくて(疲れて)歩けなんだ。ちょっと行って

すぐ帰ってきたんや」という。

ああ、薬は副作用がやはり強いんだなぁ・・・。

あながち「毒を入れとる」と疑われても、

反論できないような気もする。 

そう思って、ウインタミンを控えると

青蚊さんが出るようだし、悩ましいところである。

. ウザいよ

冬ごもりしていたおかあさんも、日の出と共に

いよいよ朝早く起き出すようになった。

薬を、起きてきたらすぐ飲んでもらうのだが、 

(血液がドロドロにならんように、アタマの薬飲んで、
水分もたくさん取ってね。と言い含めている)

今まではその後一時間程で歌を歌ったりしていたものが、

急に部屋の前まで来て「通帳を見せてま!(見せなさい)」

怒れる"奇声"獣、青蚊さんが、暴れ出すのである。

おとうさんが、こういう時の為に各通帳の残金を

表にしてくれているのを、幾度も取り出しては見せて、

一緒に数字を読み上げているうちに、何とか収まる。


26日は私が在宅しており、不穏な気配を感じる度、

気を使って話しかけ続けて、午後になって収まった。

と思いきや、27日夜はまた通帳問題で寝込みを教われる。


おかあさんの認知の状態は、

切れかけの蛍光灯が点いたり切れたりするごとく、

その日中の変化が、どうにもウザくてしかたがない。

. フキを煮るの?

帰宅すると、台所でおかあさんがナベを火にかけ

何やら奮闘中だった。25日の夕刻の事。

「今、蕗(フキ)を煮ているのよ」

え〜、夕飯はもう用意してあるから。今からじゃ

間に合わないよ〜、私、今日は夜も仕事あるし・・。


つい、褒め言葉より文句が出てしまった。


「これ、ワタシの父が植えたのよ。野蕗じゃないの

ちゃんと食用の。炭酸はどこ?」

買ってないよ。ねーそれ明日にしようよ。ホラどいて。


せっかくの料理への挑戦を強制終了させられたおかあさん、

結局、蕗の煮物は完成させてあげられず、

台所から追っ払ってしまった。


かわいそうだが、こちらも仕事の事で頭が一杯で、

少々気が立っていた。


しかし、まだ料理を手がける意欲は残っていたのか・・・。

さらに、蕗のアク取りまでちゃんと覚えているのね。

日中、青蚊さんになって攻撃性を帯びたり、

おかあさんになって先祖に感謝したり。と、

4月は、認知の症状もめまぐるしく変化している。

. 苦手な事

昔から、大きな病気で入院した覚えはないが、

小さな怪我はしょっちゅう。足首をよくねんざした。


小学校でのこと、体育の授業時に

友達から、「走る時、足、回っている」

そう、面と向かって注意を受けた。

ん?・・足が回っている・・・?

ヒザが内側に寄り、ヒザ下が外に回転しながら

形容しがたい状態で進んでいた。・・・ようだ。


それまでもその後も、走るのは苦手だったし、

成人してからもシューズの底が斜めに減っていた。

足が小さいから(22.5センチ)ねんざするのや。

そう思っていたが、身体の歪みがあったようだ。

気づいたのが遅かったが、ようやく改善できた。


おかあさんは姿勢が良く、足腰も丈夫なのだが、

おとうさんは背中が曲がり、DNAにも不安が残る。


ともあれ、体操の指導にはウオーキングも必須、

なにぶん不得手な分野なので、身体の歪みについて

長々と説明し、皆さんにも確認していただいている。

. プロフィール

ケランパ

Author:ケランパ
脳出血の経験がある母は、H24年アルツと診断される。
H28年父が心不全で入院。私は還暦を過ぎて、
高齢者に健康体操を指導しつつ、両親の介護中。

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