ぼこぼこ介護

. 物忘れ予防にはメモ

このブログを開始したのは、2013年11月。

えー、そうだっけ。と、もう記憶も曖昧に。

認知症の人がウチにいると、我が記憶の

不確かさが怖い。

なんでも必死でメモをとる毎日ですよ。

たとえばバレエのパ(ステップ)なども、

習ってかえったら、最後から順番に思い出し、

メモに書いてから、数時間あるいは数日後、

そのメモをみながら、ノートに清書。

日をおいて何度も思い出す事で、なんとか

身体にパを染み込ませる作戦。が、それを

次の稽古で再現されない(先生の気分)で、

しばらく間があくと、すっかり忘れている私。

バレエも3年目。やっと3人に増えたと思えば、

若い人は結婚が決まった。と来月で辞めるとか。

スタジオも場所が変わるので、今は借りの所。

色々と変化の多い毎日。脳に適度な刺激があれば

認知症への恐怖も和らぐというものかな。

. 芸術の秋と認知症

さるところから、毎年、色紙を二枚依頼される。

これを提出すると、かまぼこ4本の詰め合わせが

もらえる。高価な品で、正月にも利用度が高い。

で、せんえつながら、毎年拙作を提出している。

今や、絵画制作の面で報酬の品をもらえるのは、

この色紙の1件のみになってしまった。

新作を公募に出しても、それが入選するだけでは

一銭にもならず、逆に出品料を払わねばならない。

そういうものと私はなかばあきらめているが、

現在、認知症が進むおかあさんは、昔から、

私を画家とか芸術家にする憧れがあったようだ。

が、美術の学校に進ませてもらったものの、余計な

勉強をしたせいで、独自の芸術的衝動に目覚めた末、

私は、巷でいう美しく整った絵には関心がなくなり、

「こんなものを造って何になる?」という独創の道を

こけつまろびつ、まっしぐら。

その後も、紆余曲折の末、ダンスやボデイビルにまで

ハマってしまい(芸術的追求?)、そんな私のその後は、

もはや画家からは完全にズレてしまったと言えよう。


でも、おかあさんは今も、私が「制作してくるね」

というと、「大変やね。がんばって」と言ってくれる。

. 家の中で迷子になる?

ゴソゴソ、ガタガタ、階下で物音がする。

時計をみると深夜3時前。

アルツのおかあさんが、また何か探し物を

しているようだ。困ったもんだなぁ。

そう、うつらうつらしながら思っていたら、

自室の戸のすりガラスに、白い物が映る。
(部屋の電気を点けていた)

「ヒエッ、な、何・・」恐怖のあまり

思わず声が、ひきつってしまう。

「迷子になったのよ・・・」

「えっ?」にわかには信じがたいが、

自分の寝ていた部屋がわからなくなったと

おかあさんは言うのだ。

それでも暗闇の中、二階まで上って来た。

一緒に下に降りると、なるほど、

いつもは煌煌と点いている電気が消えている。

部屋まで誘導し、電気を点けて、

やっと落ち着いたおかあさん。それにしても、

自分のウチで深夜の徘徊が始まるなんて。

. 民生委員さん来宅

26日朝、民生委員さんがウチに来られて、

おかあさんの様子を確認されていかれた。

おかあさんは名前や年齢を、つっかかえながらも

なんとか言えた。練習していたのかもしれない。

年齢は数えだったし、今何月かというのはスルー。

今、季節が秋だということもそもそも念頭にない。

日々時間が、ただボーと過ぎ行くのを表している。

おきまりの、財布や手帳、ハンカチ等見せて、

他の質問をしてからもういちど答える。という

認知症テストも、撃沈だった。

生活に関する質問には、おおむね「はい」と答え、

そのままいくと、なんら支障無く日常が過ごせて

いるように聞こえるので、後で私が訂正しておく。

心不全のおとうさんのこともあるので、今後は、

ショートステイも念頭においていると、話した。

民生委員さんが帰られてから、私は二階に戻り、

少し経ってから下に降りると、おかあさんはもう、

さっき質問を受けた事には関心がないようで、

居間でうたた寝をしていた。

. 認知症について父と話す

おかあさんがデイに行って留守の日、

昼食に作ったスパゲティナポリタン風を

一緒に食べながら、おとうさんと話す。

話題はおかあさんの認知症の事。

月曜日に民生委員の人が、状況を視に来る

ということも合わせて伝えた。

私が留守のとき、おかあさんは、私を捜して

何度も二階まで見に行っている。という。

お昼はおとうさんが、私が用意したものを

曲がった腰で運んでくれているようだ。

しかし、食べたのに「昼を食べよう」とか、

「何か昼を作らないといけない」とか

言っているそうだ。

紙パンツを穿いてもらっていることも話す。

今年は要介護1は難しいかも。と覚悟はしている。
. プロフィール

ケランパ

Author:ケランパ
脳出血の経験がある母は、H24年アルツと診断される。
H28年父が心不全で入院。私は還暦を過ぎて、
高齢者に健康体操を指導しつつ、両親の介護中。

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