ぼこぼこ介護

. 置いてかないで

おかあさんは、認知症がひどくなった今では

ウチに一人で居ることができず、誰もいないと

おとうさんや私を探してあちこち歩きまわる。

私が炊事をしていると、「おとうさんはどこ?」

そう言って、何度も確認してくる。

ウチにはもう、車が一台しかないのに、

私が車庫に車を入れると、「おとうさん車で

出かけていたの?」と、私の顔を見て言う。

意味がわからない。

痛む脚で、4車線の県道をつっきって、畑まで

歩き、おとうさんが畑仕事をしているのを

側に座ってぼーっと見ている。

危ないなぁ。手をひっぱって連れ戻した。

. ご飯まだ?の逆バージョン

昨日の朝は、珍しく両親共、起こさなくても

早めに起きてくれた。

「もうすぐ朝ごはん出来るからね」と

おかあさんに言うと、「さっき食べたよ?」

と言う。「それ、夢だよ。何食べたの?」

「何やったかは覚えていない」


認知症の人に、ご飯食べたばかりですぐ

「ご飯まだ?」と聞かれるのは、あるある。

その逆バージョンで、まだ食べていない

にもかかわらず、「食べた」というのは

お腹がすいてないのかな?と思ったが、

作ったおかゆと、デザートのりんご少々を

完食されました。


ヒザ痛い?と聞くと、思い出したように

「痛い。なんでやろ?」と答えています。

. パンツ穿いてる?

未だにおかあさんは、居間のコタツで昼寝する。

コタツにはさすがに電気は入ってないけど。

朝、掃除機をかけていたら、コタツの横に

白いかたまりが。何かと思えば紙パンツだった。

ちょっと重い。ということは使用済み。

前日、おかあさんに紙パンツの話をして、

今は便利なモノがあってね、汚れたら洗わず

捨てるんだよ。だから、遠慮なく汚していいよ。

と、言っていたのを思い出した。

汚れたから[捨てた]のか?では今おかあさんは

どういう状態なんや?心配になって聞いてみる。

「おかあさん、パンツ穿いてる?」

「穿いてるよ」という答え。

昨日の夜、ワイン飲んだせいで

私の記憶が飛んだようだ。

. 痛いよどうして?

おかあさんは、痛む脚で階段を登ってきて、

「これ、なんでこうなったが?」と

私に聞く。もう転んだのを忘れている。

そのつど訳を話すと、

「しょうがないがやね」と、今度は

階段にお尻をつけて降りて行くのだった。

依然、ヒザは痛いようだが、冷やす他は

どうしようもない。

だが、ヒザの腫れはだいぶ引いてきている。

「もう絶対転ばないでね」と、

強く言い聞かせる。「でも歩いてもいいよ」


かくいう私も昔、ヒザをぶつけ怪我をした。

痛みや違和感はかなり長引いた記憶がある。

若かった私は、医者にもろくに行かず、

けれど今では何も問題ない。

同じことをおかあさんにも期待するのは、

酷だろうか。

. 母のヒザを診てもらう

26日、両親の検診に別々の病院へつきそう。

まず、おとうさんは、貧血だが症状は安定。

来月もう一度確認し、その次から以前通った

地域医療センターで処方箋を出してもらえる。


そのセンターで主治医におかあさんのヒザを

診てもらった。腫れは随分ひいてきていた。

動きのチェックをし、レントゲンも撮った。

おかあさんのヒザ周りの骨は、おどろくほど

しっかりしていて、関節症などよせつけない

風格を保っている。筋肉が落ち脚は痩せたが。


結論としては、十字じん帯に何か問題が出て

いるのかもしれないが、もし問題があっても

高齢者には手術を勧めず、このままだろうと。

ならば、今後も痛みは残るが腫れが引くのを

気長に待ち、リハビリを続けていくしかない。

これが私の現在の心境で、主治医もうなづく。

気になっていたイボの切除もしてもらえた。

ちょっと時間がかかったけど、一応終了。

大判の湿布を30枚もらって帰った。

150円。ドラッグストアより安かった。

. プロフィール

ケランパ

Author:ケランパ
脳出血の経験がある母は、H24年アルツと診断される。
H28年父が心不全で入院。私は還暦を過ぎて、
高齢者に健康体操を指導しつつ、両親の介護中。

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