ぼこぼこ介護

. 父検診で母居残りの顛末

昨日はおとうさんの、唇に出来たガン手術後の検診。

T総合病院に、ひさしぶりに、同行した私。

デイ休みのおかあさんには、(T病院に行く)という

メモを、一応、机に残して出かけた。・・のだが。


今回、おとうさんと私はすっかり、待つべき場所を

間違えてしまい、気づかぬままそこで待っていた。

当然、いつまで待っても呼び出しはかからず、

しびれを切らして疑問を持った私が聞きに行き、

ようやく窓口が違うことを示唆された時には、既に

二時間も経過。もはや予約の意味もなくなっていた。 

で、やっと診てもらえまして、足の水虫の薬も貰い、

帰った時は11時半過ぎ。即、お昼ご飯の支度をした。
(一応、昼食の下処理等は、出がけに準備しておいた)


おかあさんは案じた通り、家中、私達を探し廻って

いたようだ。せっかくのメモも、知らない。見てない。

と言い張る。 まぁ、認知症とはそういう病だ。


そんな認知症者には、謝り、なだめる。コレが効く。

今後は、外出が決まったら、極力、デイを頼もうかな。   

. 昔の人の悪いクセ

大おばあちゃん(私の曾祖母)もそうだったが、

ウチでは、汗をかいたシャツなどを、一旦干して

乾いたらまたそれを着るという習慣があった。

ウチのおとうさんは、未だにそれをやる。

しかも、きれいに洗った洗濯物の隣に、汗臭い

シャツを吊るしたりするから、私は嫌なのだが、

ある程度は見て見ぬ振りをしてきた。

今は昔と違って、すぐ洗濯できるから、新しいもの

に着替えるよう言っても聞いてくれないのである。

しかも、衣類や下着がボロボロになっても、

買ってあるものを出して着るということもしない。

つぎあてをして不格好なものをそのまま着ている。

昔、おかあさんに口うるさく「洗濯物を次々出すな」

とか、「新しいものはとっておけ」とか言われたの

だろうか? 何にせよ、年取ってから考え方や

習慣を変えるのは、なかなか難しいようだ。


他方、認知症が進んだおかあさんは、今や、ほぼ

こちらの言いなりであるから、却って楽なものだ。

. まだらボケ

認知症初期には、短期記憶障害と正常な時が

交互に表れる、まだらポケの症状が出るが、

だいぶ認知症が進んでも、どうかするとこちらが

驚く程、正常な行動が出来たりする。


春先、おとうさんが心不全の影響で夜間頻尿になり、

貧血も出てトイレに行こうとふらついていたとき、

アルツのおかあさんが、夜中に何度も起きて

手をかして、トイレまでおとうさんを介助して

連れて行き、しかも、朝になってもその事を

しっかりと覚えていたのだ。

私は二階で寝ていて、何も気づかなかったのに。


たとえ認知症であっても、居てくれて助かることは

あるものだと、思った出来事でした。

. すり足に気をつけて

おとうさんは扁平足だ。私が学生の頃、この足裏を

「お釈迦様と同じなんや」と、変な自慢をしていた

のを覚えている。

そういうおとうさんは、昔からすり足気味で歩いて

いたのだが、なぜか心不全になって腰が曲り始めて、

足が少〜しあがるようになってきた(?)かな。


対するおかあさんは、足が上がるのはいいのだが、

足音がとても大きかった。足裏で床を叩きつける感じ

の歩き方だ。学生寮に居た頃、私もこういう歩き方で、

同級生に「もっと静かに歩こうよ」と注意されたっけ。

でも、認知症が進んだ今、すり足になってきてしまい、

デイの連絡帳に、"気をつけて"と書かれたおかあさん。

病状は歩き方にも現れる。私は担当している体操の

メンバー達に、「足を上げる筋肉が衰えたらダメよ」

等と、口うるさい程に指導してしまうのである。

. ココが変だよ認知症

一体、これは認知症なのか?単に物忘れなのか?

そう思う時に手を打っておけば、認知症が進まず

治る。と聞いた。そうは言っても、初期症状を

端から見極めるのはなかなか難しい。


今や完璧アルツのおかあさんは、昔から外出好きで、

横浜に居る妹や孫に会いに、しょっちゅう行っていた。

まだ今の私より若い歳だったのに、よく

乗る電車を間違えてへんな所へ行った。と笑っていた。

それですめばよかったのだが、次第に降りる駅を失念し

都会で迷子になるという事態が起きる。

それでも当人には、忘れるという自覚がないので、

行きたがるのだが、さすがにそのころになると、

物取られ妄想や、何でも人のせいにして怒るなどの

症状も表れて、これはもしかしたら認知症では。

と、ようやく疑うようになったのだった。


だからといって、それを軽減するように側の人間が

働きかけることは、まあ、無理であった。

当人が自覚し対応しないと、手の打ちようがない。

ここらへんが難しいところだと、未だに思う。


外出好きが徘徊へと繋がらなかったのは、幸いだった。

. プロフィール

ケランパ

Author:ケランパ
脳出血の経験がある母は、H24年アルツと診断される。
H28年父が心不全で入院。私は還暦を過ぎて、
高齢者に健康体操を指導しつつ、両親の介護中。

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