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死んだ猫を生きていると思う

「凛ちゃんは、どこにいったの?」

25日、台所で、昼食の支度をしている私に、

いきなり、おかあさんは、そう聞いてきた。

"凛ちゃん"とは、我が家で飼っていた、キジトラ猫。

すでに平成22年に、腎臓病と診断されて、死んだ。


当時、おかあさんは、「生き物は死ぬから嫌い」と、

言い放ち、「でも、動物は自然(環境)で生きなければ」

とも言い、私は止めたのに、飼い猫をすぐ外に出した。


結果、凛と名付けた猫は、戸外でも生き餌を漁る始末で、

そのせいなのか、5年生きたものの、腎臓病と申告され、

余命3ヶ月と診断されたのに、その後、3週間くらいしか

生きられず、死んだ。その最後も、安楽とは言いがたく、

あまりにも苦しそうで、側溝に首を伸ばし死んでいるのを

発見したおかあさんは、庭に埋葬する時、私やおとうさん

よりも、流れる涙を止められなかった姿が、印象に残る。


私は、今でも、ペットの動物を飼いたくてしかたがない。

しかし、現在の状況では、無理だと諦めている。

なぜ、今さらおかあさんが、凛という飼い猫のことを

思い出したのかは、わからない。

でも、これまで「生き物は嫌い!」と、言っていたのに、

「凛ちゃんは、どこに居るの?」と、再三言うのを聞いて、

おかあさんなりに愛情を持って接していたんだと、

少し、わだかまりも溶けた感じがした。

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テーマ : 日々徒然なる話
ジャンル : 福祉・ボランティア

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プロフィール

ケランパ

Author:ケランパ
脳出血の経験がある母は、H24年アルツと診断される。
H28年父が心不全で入院。私は還暦を過ぎて、
高齢者に健康体操を指導しつつ、両親の介護中。

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